どうも!
昨日津軽塗りのストリートピアノが弾けるように解禁されました!
昨年の4月に設置したものの,コロナの状況などにより中々利用できませんでしたがついにです!
改めて説明しますと
このピアノは青森出身で神奈川在住のフリーライターである蝦名ミカコさんのプロジェクトです。
故郷青森の為に何かできないかという強い想いから始まりました。
弘前市や青森県,設置場所である弘南鉄道さんからの依頼ではなく
蝦名さん個人のプロジェクトです。
もちろん設置にかかった全費用,津軽塗りの費用,空間デザインの為の物資代金
そして何より僕の調律代金なども全て個人で負担されてます。
地域の予算などは一切絡んでないんです。
設置した後も蝦名さんはずっと関わり続け,投げっぱなしにせずにいました。
これってどれだけ凄い事か想像できますでしょうか。ほんと依頼頂く僕らは頭が上がりません。
1人でこういう事を進めれる情熱は素直に尊敬できます。
一度蝦名さんと打ち合わせのやり取りの最中何気なく聞いた事があるんです。
なんでここまでやるんですか?
と聞いたら。
関東のストリートピアノをそれなりの数見てきたけど,流行りにのって置いただけでその後ろくにメンテナンスもされず放置され,誰にも弾かれなくなったピアノを何台も見てきた。
そんなのピアノにも関わった職人にも失礼。
それと逆にしっかり運営することによって置いた地域やお店の活性化,安全面の向上などいろんなメリットも見てきた。
世間とはいろんな関わり方があると思うが蝦名さんはストリートピアノで地域や企業にメリットをもたらそうとしてました。
そんな感じでスタートしたプロジェクト,一年も近くで関わってきた僕としてもやはり嬉しい物です。
沢山の人に弾いてほしいです。
弾けなくても見にきて写真撮ってみたりして下さいね!
ではまた!
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